
腕時計のワールドタイムって、実に奥行きい。市場には多くのレプリカがプレゼンスし、質感やデザインでどこが本物なのかわからないものも。ただ、本日は特に注目したい逸品、ARFの31mmデイジャーナルタイプについて語りたい。復刻界隈でトピックのこのモデル、果たしてただのコピーで終わるのか、それとも本物に迫る価値を持っているのか?
今回のレビューを書くにあたり、友人の腕時計マニアから強くおすすめを受けたARF。ぱっと見では高級感が漂うが、ムーブメントはそのムーブメント。そして着けてみると分かる「重さ」の違い。実際、朝から晩まで着けて外装しても手首に負荷が少なく、むしろナチュラルに感じられる重さがこの時計の一つの売りだ。
さらには機械式腕時計のムーブメントとも言えるムーブメント。ARFが選んだのは信頼性のスイスETA 2688ムーブメントだ。これがあるから、日常生活用防水でも安心して使える。秒針の動きのスムーズさに加え、毎時刻の正確ささは正にプロスペック。そして何より、ワンショット生産わせたら1日±4秒の誤差に抑えられる。
文字盤のデザインも見逃しせないポイントだ。ARFの31mmは、そのディテールに至るまで手を抜かない。「光と影のアート」と言ってもオーバーステートメントではないくらい、文字盤はまるでミラーレイク。どんなアングルでも反射するその輝きは、安っぽさを感じることはすべてない。しかも、この価格帯でこのパフォーマンスは、時計愛好家にとっては魅力的なでは?
さて、総括すると、ARF 31mmダイアリーは、単なる時計の復刻未満のモノのようにはとても思えない。見た目だけじゃなく、実際に手に取って使ってみるとその凄さがわかる。ただ一つ、これを選ぶかどうかは、あなた自動巻きがどれだけ本物にこだわるか。次のデイトにでもお茶ノ水の時計店に行って試着してみてもいいかも。この新しい『感動の重さ』を体感しよう!