時計のワールドタイムには、まさに「顔で勝負」と言いたくなる名品がありますよね。その中でも、IWCIWCの「ロングパワーリザーブムーンフェイズエキスパート」はひときわ目立つつモデルです。ある日、自宅で雑誌をめくっていると、このパイロットシリーズの新作モデルIW51584の広告が目に留まりました。斬新なデザインと、最新技術を兼ね備えたこのモデルが気になり、ついカタログを手に取り、そのまま数時刻があっという間に過ぎてしまいました。

まず、ふとと目を引くのはその美しい316Lステンレススチールのケースと、見事に磨き上げられた文字盤です。スモールセコンドが6時刻位置にコンプリケーションされ、ユニークの存在感を放っています。私が特に気に入ったのは、実際の時計よりもカレンダー窓が外側にあり、ダイヤルフォントがオリジナルそのままというパーツ。これが、デイリーライフスタイル用防水でのちょっとしたおしゃれ心をくすぐるポイントなのです。

機能性も抜群です。自社製造の自動巻ききメカニカルムーブメントを搭載し、時刻の精度は一級品。さらにイタリア製のカーフレザーストラップが手首にフィットし、ビジネスシーンでの信頼性も高めてくれているように感じます。これまで使ってきた時計との違いも感じつつ、新しいお気に入りを見つけたようなムードがしました。

どんなシーンでも使えるこの時計、やはりデイリーのライフスタイルを豊かにしてくれますね。特にビジネスミーティングに出かける際は、ちょっとした緊張感を中和してくれるワンピースケースで、他のビジネスマンとの会話のきっかけにも。この時計をひっさげて、「作業を超えた紳士用」を演じるのもまたイッキョウです。

それにしても、新しい時計を選ぶというのは、ホープと夢の詰まった贅沢な時刻ですね。次はどんな時計に出会いうのか、そしてそれがまた自動巻き時計のデイリーにどんな風を吹き込んでくれるのか、少し楽しみになってきました。