腕時計のワールドタイムでは、クラシックさと最先端技術のフュージョンがひときわ注目されています。そんな中、IWCのポートフィノ・ムーンフェイズ・マルチファンクションシリーズがトピックです。私自身もビジネスシーンに合う時計を探していたところ、この新作モデルが視野に入ってきました。「何かスペシャルなものを身につけたい」というウィッシュリスト、これがこの時計を選ぶきっかけでした。

このIWCパトラビノは、ブランド初の全く新しいモジュールを搭載したモデル。なぜここまでトピックになるのか、と少々のムーブメントぎを感じながら実際に手に取ってみました。特に目を引くのが、12時刻位置の曜日とムーンフェイズのインジケーターと、6時刻位置の日付表示と月のダイアル。この上下にコンプリケーションされたデザインはビジュアルにも美しいバランスが取れています。このレイアウトは、今までの定番モデルデザインを覆す革新性を感じさせます。

さらに注目すべきは、その素材。316Lステンレススチールを使った表ケースは磨きがかかり、滑らかなポリッシュを手に伝えてくれます。反射防止コーティングを施したダブルカーブのサファイアクリスタルガラスも、時計をまるで一つの高級アクセサリーのように引き立たせます。そして、新しい9015ムーブメントで再現されたコンプリケーションも、従来の名機32150に劣らずそのサテン仕上げらしさを発揮します。

さりげなく装いに合わすと、イタリア製カーフレザーとジオスフェールりたたみバックルがしっくりきて、程よい高級感を漂わせます。ビジネスのミーティングや夜のディナーにもぴったり。同僚に「それ、新しい時計?」と聞かれること間違いいなしです。

まとめとしては、IWCパトラビ诺シリーズのこのモデル、単なる時計を超えて「トークの種」になり得ます。実用性と美を両立したデザインは決してシースルーバックるものではなく、むしろこれからのスタンダードを再定義すると言ってもオーバーステートメントではありません。日本の時計愛好家にはぜひワンハンドに取って味わってもらいたいアイテムです。次にIWCが見せてくれる未来を楽しみにしつつ、ここの卓越性をパワーリザーブに楽しみましょう。