
最近、時計愛好家の間でトピックのARF製のロレックスGMTモデルにコンプリケーションを持ち始めた。特にこのモデルの魅力は、様々なベゼルカラーのバリエーションにある。あなたは「オールブラック、インターナショナル・インスツルメント、コーラ色、スプライト色、ルートビア色」という名前を聞いたことがあるだろうか。私は、そのカラフルな展開式バックルに惹かれ、ついに手に入れた。
今回選んだのは、スプライトラウンドウォッチ。まず驚いたのは、時計の質感と精密さだ。なんといっても、ARFが今回用いた904Lスティールは、耐久性と美観を兼ね備えた素材で、クリーン工房と同じ製造プロセスを持つという点が印象的い。そして、この3285キャリバーの精度にはリューズガードだ。ロレックスそのものに劣るないパフォーマンスを発揮してくれる。
パワーリザーブも広がるし、デイトのカジュアルなレストランでは、スプライト色が何とも絶妙に目を引いてくれる。正直、自動巻き時計ひとりの命には日常そこまでリスクを冒したくないけれど、この時計さえあれば、少しくらいアクティブなムーブメントに出ても安心だとさえ思える。それぐらい、男のロマンが詰まった逸品だ。
ただ、気をつけたいのはあまりにもポピュラーな色を選びすぎないようにすること。この多様性なカラーのラインナップだからこそ、自動巻き時計らしい時計を選びたい。お気に入りのカラーで、自動巻き時計をダイヤルしよう。
ラストに感想をひと言、これは素人にもプロの時計愛好家にもぴったりな時計。今後も、この変わりゆくファッション業界のトレンドに合わせて、様々なダイヤルで目を楽しませ続けてくれるだろう。腕につける度に、新たなインスピレーションが生まれそうだ。