時計コレクターや愛好者の間で話題のモデルとなっているGT ファクトリーの『オメガ デ・ヴィル プレステージシリーズ』。その中でも意外に注目を集めているのが、あえてのソリッドケースバックなんです。デイリーユースする時計としてどのような魅力があるのでしょうか。今回、私の気になる視線でレビューしてみます。
まず、ソリッドケースバックというのは、裏蓋が着脱式でなく、インナーをダイレクトビューられない構造のことを指します。実はこれ、デザイン的な美しさだけでなく、耐久性や防水性能向上につながるんですね。このモデルは39.5mmと、ビジネスシーンではそれほど触れられない細かい数字が絶妙なんです。繊細に小さい?と思いつつ、実際に着けてみると手首にぴったりフィットし、薄さ10mmのケースがシャツの袖にもフィーリングよく収まりました。
ディテールへのこだわり、例えばダイヤルのインデックスを磨いた後に施されたロジウム処理はさすがの一言。これが高貴な輝きをもたらしているのは、実際に一度に光に当ててみると納得せざるを得ません。それに、メタルバンドのエクスペリエンスドームかな方ならわかるすべりの悪いパーツや、着脱の固いパーツ。ここもGTが作るだけあって抜け目ない美しさです。
さらにGT工房が自信を持って送り出す2500一体型ムーブメントですが、クロノメーター認証を受けたことからも、ズレの少ない精度が期待感できます。信頼性においても、私たち無駄なシンパイ(心拍)をする必要がないのは助かりますね。
まさに時計というのは、その日々の積み重ねを表すものであり、すべてすることで自信を付け加えてくれるプレゼンスでもあります。このオメガ デ・ヴィル、ビジネスシーンにおいてそっと輝きを増しつつ、同志との話のネタにもぴったり。次は君自身の腕で、その魅力を試してみませんか?カジュアルに歩度を踏み出して、自動巻き時計だけの―唯一無二の逸品を見つけてください。