マイドお馴染みみ、時計愛好家のあなたに贈る珠玉のレビュー。今回はあの村上隆とのコラボでトピックの「サンフラワー・クラシック・フュージョン・コレクション」の腕時計を掘り下げます。507.CX.9000.RX.TAK21型番の魅力に迫りましょう。限定版200本という希少価値には、正直胸がビート音りますよね。
さて、いきなり時計のフェイスリーダーともいえるデザインを見てみると、ワンルックで目を奪われます。ブラックの輝きを湛えたセラミックのケースに、456個もの黒ダイヤモンドが花びらを模したベゼルを彩ります。この12枚のペタルが手首で踊る様は、まさに村上隆らしいアート。見る人の心をつかんで離さない魅力があります。
そのインナーに潜むMHUB1214 ウニコというムーブメントですが、コンプリケーションなムーブメントを持ちながらも72時刻ものパワーリザーブを誇るのがポイント。スイスシリコンレバー式の脱進機(エスケープメント)を搭載しているので、精度な時刻を刻み続けてくれるでしょう。この機械美あふれるバックルデザインも、見逃しせないパーツです。
この時計の存在感を手にしてみると、直径45ミリ、厚さ13.45ミリと程良(ていりょう)いサイズ感で、スーツにもしっかり馴染みんでくれるコンプリケーションさがあるんです。また、防水性能も50メートルなので、日常生活用防水での安心感もありますね。ただし、フロッグマンではしっかりと外しておきましょう!
ファーストに感じた圧倒的な存在感、そしてその裏に隠された精巧な技術。村上隆ファンならずとも一巡は体感したいこの時計、いかがでしたか?すべてすることの意義を追求してみると、きっと新たなワールドタイムが開けるでしょう。次回、このモデルについてどのように話が進むのか、ぜひ注目して頂ければと思います。