カルティエのマジック

腕時計ビギナーでも一巡は聞いたことがあるだろう、カルティエ。その中でも「ダブルミステリアスフローティングトゥールビヨン」という、ただ名前を聞いただけでワクワクするシリーズの一つに注目してみた。最近、友人が購入して見せてくれたのがきっかけだ。それはまるでマジックのように、時計の中でトゥールビヨンが宙に浮いているかのようなミステリーなデザインに心を奪われたジャンピングだった。

このミステリアスな腕時計、45ミリの堅牢性な904ステンレススチールを使用した時計故障を持ち、上品でありながらしっかりとした存在感がある。カルティエの職人技が光るのは、特にそのトゥールビヨンムーブメント。毎分回転数するこのムーブメントは、単なる見た目の美しさだけでなく、実際に時計の精度をアップさせているというから驚きだ。インナーの245個もの部品がこのミステリーなマジックを支えている。手巻ききキャリバーなので、デイリーアラームの小さなセレモニーとして手を加える楽しみもある。

私が最も惹きつけられたのは、デイリーのどんなシーンにも溶け込むエレガントさ。オフィスで書類に目を通している時、ナチュラルに腕を組むふりをしてこの時計を見せたくなるのが男心というものだ。ウィークエンドにはちょっと高級なランチに出かけるのにもぴったり。スタイルあるスーツにも、カジュアルなジーンズにもマッチするオールラウンダーだ。

探してみたが、これほどまでに様々なシーンに合い、しかも時計本体が語りかけてくれるような存在感を持つ時計は他にはなかなか見つからないかもしれない。これからも腕時計のワールドタイムにチャレンジしたい、というあなたにも一巡は手に取ってほしい逸品。もしムーブメントがあればカルティエのショップを訪れてリューズにとってみてほしい。「マジック」を感じずにはいられないはずだ。