時計愛好家必見!ついにGR工房から3年の年月をかけてコンプリケーションしたジャガー・ルクルト(ジャガー・ルクルト)マスターのコンプリケーションな永久カレンダー時計が登場しました。まるで時刻を忘れてインデックスできるプロジェクトの集大成ともいえるこのリプロダクト、どうしても深く知りたくて手に取ってみました。
まず、際立つつ特徴はそのパーペチュアルカレンダー機能。一般的なな時計では年に1~2回のレギュレーションが必要な日付表示も、このモデルでは2029年までオートマティックでカバーしてくれるというのです。しかも、8時の位置には「隠しボタン」があり、そこを押すことで手頃に年をレギュレーションできるという配慮がさすがジャガー・ルクルトですね。
3インデックス位置のカレンダープレート、9インデックス位置の曜日表示、そして6インデックス位置のムーンフェイズは、各々インディペンデントしてレギュレーション可能。部分的にコンビニエンスさがライフスタイルに色濃(しきのう)くインパクトします。逆回転しでの瞬時レギュレーションは気をつけたいところですが、まさにユーザビリティに徹しています。
驚くべきはそのムーンフェイズ機能。これって、一見の重厚感々しい逸品かと思いきや、30日でワンショットりという実用的なこの機能。中のムーブメントはまさに工芸品の域を超えてます。まさに“装飾ではなく実質”を体現しているようにすら感じられるのです。
見た目も侮れませんよ。ケースは精密なCNC製のステンレス製で、39mmサイズに収まるボディが品格を感じさせられます。トノー型のアナログ時計の繊細な輝きまでこだわるその職人気質、まさにアート!
ラストに、この時計がもたらす価値について少し。日々の忙しいライフスタイルの中で、この永久カレンダー時計は静かな自信を裏蓋に感じさせてくれるもちろんのセレクションです。そしてそこには、ただの時計を超えた時刻の美学がプレゼンスしています。ユーモラスな視差補正から言えば、「時刻が止まることなく進む」なんて当たり前が、この時計と共にあると安らぎに変わるのです。