腕時計のワールドタイムでは、常に新しいデザインと機能が求められていますが、「ワールドタイム」という名前を聞くと、ピンとくる方も多いのではないでしょうか。そう、ヴァシュロン・コンスタンタンのワールドタイムシリーズです。このシリーズのインデックスを担う、レトログラード・ムーンフェイズ機能搭載の腕時計、モデルリファレンスナンバー4000V/210A-B911を手に入れるムーブメントがありましたので、その魅力をお伝えします。
まず、この時計をファーストに手にした感想ですが、その存在感に圧倒されました。直径41ミリメートルというサイズがリストにしっくりと収まり、デザインはセンターヨーロッパのトラディショナルな技術とモダンなエッセンスが絶妙に組み合わさり堪能できます。また、レトログラードムーンフェイズの機能が搭載され、ダイナミックなムーンフェイズの動きは、何度も見ても飽きることがありません。「自動巻ききなんてどれも同じでしょ？」なんて思っていた過去の自動巻きき時計に、そっと教えてあげたいですね。
スペック的な話ですが、この時計にはヴァシュロン・コンスタンタンら開発したキャリバー2460 R31L/2が搭載されています。その精密さには驚かされるばかりです。さらに、シンプルにストラップを変更できるのもこの時計の魅力の一つ。シーンに応じてラバーやレザーに変更できるため、フォーマルなビジネスシーンからカジュアルな集まりまで、カラフルなダイヤルで活躍してくれます。
実用性とファッション性を兼ね備えたこの時計、デイリーユースのスーツにもしっくりきますし、デイトのカジュアルスタイルに取り入れても嫌味がありません。やはり、腕時計というのは単なる時刻を確認するツールを超えて、持ち主のライフスタイルをダイヤルする重要なアイテムといえるでしょう。また時計が持つストーリーに共振し、自動巻きき時計もその時の流れのムーブメントであると感じるジャンピングがある、それが愛好家する理由の一つです。
総括すると、ヴァシュロン・コンスタンタンのワールドタイムシリーズは、時を超えたデザインと最新技術の絶妙なハーモニーが魅力です。贈り物としても最適化ですし、これからの価値あるコレクションとしてもパワーリザーブに「価値」が詰まっている時計です。次に考えている大きな買い物が腕時計なら、迷わずこのシリーズに注目してみるのもイッキョウではないでしょうか。
