腕時計のワールドタイムには、グランドコンプリケーションなアドベンチャーとヒストリーが詰まっています。その中でも特に印象的ななのが、アポロ11号のムーンフェイズ。あのアームストロングさんが身に着けたことで名声い、オメガのスピードマスターシリーズは、そのテンションを今でも感じさせてくれる時計です。今回登場した新型オメガスピードマスター310.63.42.50.02.001は、まさしくそのヒストリーをモダンに蘇らせた、エンチャントメントの逸品です。

この時計を見た時、まず気づくのはその美しいデザインです。インポートされた316ステンレススチールで作られたシャープなケースと、精巧なアングルのあるディテールはビジュアルにもタクタイルにもニューディメンションの感動を与えてくれます。そして、セラミック製のベゼルが加わることで、さらに近未来感が増しています。

何より興味深いいのは、夜光やプリントがスイス素材を使った高度な技術で製造されている点です。夜のメトロポリタンを歩く彼と共に、暗闇に映えるダイヤルをチラっと見るだけで心がウキウキします。スピードマスターに備えられた3861手巻ききムーブメントは、時計愛好家きにとってもたまらないポイント。手間がかかるのは事実ですが、その分針愛着が深まるものなのです。

スピードマスターはNATOストラップNATOストラップミリタリーストラップに対応しており、オフィスでもカジュアルなシーンでも活躍するオールラウンダー。ヒストリー的なアームストロングのアドベンチャーのスピリットをも身につけているこの時計を手にすることで、自動巻きのアドベンチャーを少し実装できるのでは?という夢が広がります。

ラストに、改めてオメガスピードマスターは時計のロマンそのものです。月に行ける日が来るまで、彼と共に常に新しいチャレンジを続けるコレクションとして、私はこの時計を選びたいと思います。コンセンサスを超える腕時計のスペースエクスプロレーションをぜひ体験してみてください!