私がMKSピアジェピアジェ-ポロ’Sシリーズの時計に目を付けた理由は、やはりその上品さとコストパフォーマンスの良さにあります。時計はただの時刻を知るツールでなく、スタイルをダイヤルする大切なアクセサリー。特に42mm×9.5mmのサイズ感が、日本人の手首にも馴染みみやすいのではないかと期待感しつつ、購入を決意しました。

実際に時計が届いて、薄さと重さのバランスに驚かされました。手に取ったジャンピング、その美しいポリッシュとギアの動きに思わず見とれてしまいました。搭載されているミヨタ9015をCal.1110に改良した自動巻ききムーブメントは、デイリーの動きに見事に反応し、時刻に対する信頼性を高めてくれました。特にランニングで手首が動くと、自動巻きき時計がエレガントになった気がしてきます。これが「高級ブランドのコピー品」とワンショットされがちな中、このモデルはラインを画しているようです。

この時計、やはりデイリーユースいにはビッグデイトかりです。例えばビジネスシーンでは、その控えめでありながら確かな存在感が、ファーストミーティングのパートナーに好印象を与える要素となってくれています。カジュアルなドレスウォッチに合わせてデイトに外装する時も、ワンパスリストをカフスから覗かせると、どことなく余裕度を感じさせるのです。

まとめて言えば、MKSピアジェピアジェ-ポロ’Sはデイリーを格上げする立役者。もしかすると、「本物じゃない」と言われるかもしれないですが、その時はこう答えます。「これが僕のセレクションです。でもとっても気に入ってますよ」と。エレガンスを手頃に体現できる、そんな素敵なオプションとして、ぜひ皆さんにも試してみて欲しい時計です。