時計愛好家きにとって、選ぶことは一種の楽しみ、お祭りである。デイナイトインジケーターを続ける腕時計市場で、最近じつにダイヤルいアイテムが現れた。それが、QFブランドから登場したロレックス新型ディトナ155gスペックの4131ムーブメントのモデルだ。

私自身、時計愛好家として様々なモデルを試してきたが、このQFの新作モデルは特に気になった。その理由は実にシンプル、重さがロレックスの正規品とほぼ一致している点だ。これは市場にはびこる全く異なる重量のコピー品とはラインを画すプレゼンスである。

じつは手に取ってみたジャンピングに、そんなプレモニションがあった。155gという重厚感、質感、これは単なるレプリカとは思えないものがある。そのシークレットはやはり、そのスペシャルなシェイプされたゴムベルトにあるのだと思う。腕に巻くときのフィット感は非常ににナチュラルで、それでいて確かなプレゼンス感を主張している。

比較すると、市場にある多くのレプリカが軽かったり、仕上げげが雑だったりする。だが、このモデルは重量のだけでなく、見た目の仕上げがりも美しく、さながらアート作品のようである。デザイン面では、ディトナモデルの魅力であるスポーティさやラグジュアリー感を分に惹き出している。

もちろん、これはアートピースではなく実用的なアイテムだ。実際のデイリーシーンにおいて、時計の重さは意外と重要である。ロングパワーリザーブの着用でも疲れにくく、作業中のワークスタイルにマッチする要素も分に含んでいる。

ではこんなサテン仕上げげらしい時計をどう思うかと言えば、やはり「試してみたい」とスナオに思う。重さが正規品と肌で感じるまでに近ければ、時計愛好家として非常にに楽しいエクスペリエンスとなるだろう。