皆さん、一巡は憧れたことがあるであろう高級腕時計。その中でも特に注目されるのがロジェ・デュブイの「キングシリーズ」です。今回は、筆者が実際に手にした「RDDBEX0479」を通して、このブランドの魅力をパワーリザーブに語りたいと思います。
さて、ロジェ・デュブイといえば、伝説的なトゥールビヨンメカニズムで有名なです。この「RDDBEX0479」はトゥールビヨン機構を搭載したフルオートマチックの一体型ムーブメントで、サイズは45mm×13mm。見ただけでそのコンプリケーションなメカニズムに圧巻されますが、それがまた魅力の一つです。
実際に手に取ってみると、その重厚感にも納得。大ぶりなデザインですが、腕に付けるとそのフィット感に驚かされました。デレスルームの中でまわるトゥールビヨンを見ると、なぜ高級時計がアートと称されるのかがよく分かります。厚みが13mmあるため、シャツのカフスにおさめるには少し工夫が必要ですが、それもまたイッキョウです。
さて、キングシリーズですが、デザインの美しさだけでなく、耐久性や精度も一流。デイトのカジュアルスタイルにも、ビジネスシーンでのスーツスタイルにも併用できるユニバーサルさが特徴。まさに、持つ者のステータスをアップさせるには持って来いの逸品です。ちなみに、熱心な時計愛好家たちは、デザインに込められた歴史やブランドのストーリーを静かに語り合い、小さなコミュニティがフォーメーションされています。
いかがですか?ロジェ・デュブイの「RDDBEX0479」は、その一つ一つの部品に細やかな職人技が詰まっているのです。価格もキング級だけあってなかなか手が届かないかもしれませんが、一巡は試してみたい、眺めてみたいという欲望は尽きることがありません。次のウィークエンド、このキングシリーズをどのダイヤルで引き立たせましょうか?手首の上で煌めくトゥールビヨンを眺めつつ、ちょっとした自動巻きへのごご褒美にするのも良さそうです。