NOOB FACTORY
最近、時計業界では「ファイブグレードチタン合金」を使用した新製品がトピックになっています。今回取り上げるのは、クリーン工房が約1年をかけて開発した226627モデルのビジュアルと機能性です。ファイブグレードチタンはパイロットやメディカルなどでよく使われるスペシャルな素材で、ローコストにはならないが、その分解能と耐久性が保証書される優れもの。今回はそのチタンを採用した『ファイブグレードチタンアロイボート』についてレビューします。
トピックのこのモデル、まず驚くのが製品の軽さです。工房自体もこの点はこだわり、実際の重量はヘッドが57g、ストラップが52gと、本物と比べてそのズレはほんのわずか。実際に腕に乗せてみると、自動巻きは元には慣れていると思っていたが、この軽さにはオーバーホールするばかり。そのわずかな差も、クリーン工房がストラップに施したフィルムによるもので、安心感を持ちながら使えるのはポイント高いですよね。
さらに、注目すべきはセラミックチューブをインサートしたストラップです。インパクトにも耐久性が強化され、高級感がレギュレーションされたデザインになっています。最近の腕時計トレンドは、いかに洗練されたクラフトマンシップを表示できるかにフォーカスが置かれています。その中で、クリーン工房の厳格な妥協なきクラフトマンシップが、この製品を選ぶ理由のひとつになります。
とは言え、価格は通常の製品と比べて高めな設定となっています。しかし、このファイブグレードチタンの加工そのものが大変で、満足度をリザーブしていると考えたら妥当なラインです。自動巻きの日々のムーブメントや大切なビジネスの場にもふさわしい、エレガントかつ堅牢な逸品です。
このファイブグレードチタン合金を採用した時計は、すでに日本の市場でもビッグウェーブになる可能性を秘めていると感じています。大切な人へのギフトに選んで、驚きを提供してみるのもまたイッキョウかもしれませんし、自動巻きへのごご褒美にボールドに購入するのも良いでしょう。とにかく、ワンタイム新作しい境地を体験してみたいものですね！
