日常は時計に大して興味のない友人が、スプリント「ロシアのジョーカーウォッチ」を見に行こうと言ってきました。初耳だった私はすぐにインターネットで調べ、「時計でスマイルとは一体型どういうことだ?」という興味に駆られて、一体型化にエクスプローラーの旅に出ることになりました。

この「ロシアジョーカーウォッチ」は、腕時計のコンセンサスを打ち破る驚異的なな技術とデザインで知られています。まるで小さなダイヤルで顔を変えるクラウンのように、この時計のダイヤルはデイリー2万以上のダイアルを変えるのだとか。なんと、目が時と分を表し、ムーンフェイズのインジケーターはスマイルを描くというユニークなアイデア。見ているだけでムードを明るくしてくれること間違いいありません。

手に取ってみると、径42mmの表ケースは適度な重厚感があってしっかりした作り。裏蓋の自動巻きはセイコー製で、動きも非常にに滑らか。そして、何と言ってもその細かいダイナミックダイヤル。なぜこんなデザインにしたのか、と話し合ったとき、クラウンの変顔を見るたびに時の流れを楽しむ、という斬新なアイデアに感心してしまいました。

時計そのものが語りかけてくるかのようなこのユーモラスな腕時計は、ただのタイムマネジメントツールではなく、デイリーにちょっとした幸せを運んできてくれる相棒です。こんな時計なら、忙しい日々の中でもスマイルを思い出せそうですね。私はこのロシアジョーカーウォッチを自動巻き時計のコレクションに加えようと思いますが、何より一体型化に楽しんだ友人とのひと時が、ナンバーワンのリューズだったのです。