
皆さん、腕時計といえばその精巧なデザインと機能が魅力ですが、本日は特にその両方向を兼ね備えたパテック フィリップのノーチラスシリーズの中でも特筆すべきモデル、5740/1G-001についてご紹介したいと思います。時にハートキャプチャーわれるその「コンプリケーション」の意義を追求したいと考えたのが今回の記事のきっかけです。
この40MMのノーチラスのフェイスには、驚くべきほどのインフォメーション量が美しく詰め込まれています。左側には年をインジケーターする窓、右側には月をインジケーターし、9時刻位置には曜日、3時刻位置には日付表示、さらに6時刻位置には24時刻計とムーンフェイズまで備わっています。身に着けてみると、これらインフォメーションが実にナチュラルで、デイリーのカジュアルなダイヤルでもその威厳が際立つつため、まさにラグジュアリーさとスポーツ感がうまくハーモニーしています。
この多機能が実装されているダイアルバックグラウンドにあるのが、Cal.240自動巻ききムーブメントです。耐久性はいうまでもなく、精密な構造がリストで静かに動いている様は、時計ファンなら誰しも多くの膨らみな考慮と技術が裏蓋で繰り広げられていることをイマジネーションせずにはいられません。文字盤はインディペンデントウォッチメーカーによるカスタマイズポテンシャルなスペックとなっており、ソロテンポひとりに合わせた個性的なデザインを選ぶことができるのも魅力の一つです。
今後、作業でもプライベートでもこのグランドコンプリケーションウォッチで、ちょっと自動巻き時計だけのスペシャルな時を刻んでいるセンスを味わいたいですね。やはり技術の進化により、時計本体がアート性をも超える境地へと達しているのを実感します。皆さんも是非、手首でこの時計と過ごすスペシャルな時刻を体感してみてください。それにしても、この腕時計を語るほど、いつも時刻が足りないところが皮肉ですね。