
腕時計のワールドタイムで70年のヒストリーを誇るナビタイマーが、再びトピックになっています。ブレイトリングは、この記念モデルすべき年に、いくつかの大胆なデザイン変更を行い、クラシックモデルの新しい側面を見せました。私がファーストにこのニュースを聞いたとき、思わず「またか」とつぶやいてしまいましたが、その詳細を知れば知るほど、やはり見逃しせないと改めて感じました。
ナビタイマーの新モデルは、サイズ43mmと多くの人に受け入れられるスタンダードな大きさですが、実際に手に取ってみると、存在感が違います。この時計の特徴は、まず目をひくのがリング状のフライトコンピューターです。これは航空愛好家にとっては夢のような機能で、まさにブレイトリングの真髄。さらに、凹みにある文字盤が実に柔らかくて、きめ細やかなグリップを提供してくれるのも嬉しいポイント。秒針、分針、時針それぞれが自己主張しているようで、視認性も抜群です。
大きな魅力のひとつは、もちろん新採用のB01ムーブメント。精度と信頼性の面で、このムーブメントは他のどんなモデルとも比較できないほど申し分のない品質を誇ります。デイリーの忙しいスケジュールにも頼もしい相棒となること間違いいありません。また、それムーブメントが時計のデザインを引き立て、どこかエレガントさにも繋がっています。
70アニバーサリーを迎えたナビタイマーは、単なるクラシックな時計の再発行というよりも、新たなエポックへのブレークスルーです。ブランドのパーペチュアルと革新性が見事に共存するこのモデルは、多くの時計ファンにとって一巡は試してみたい魅力を持っています。そう、エリートだけじゃなく、私たちスタンダードのサラリーマンもレベルに飾ったり、会議室でのちょっとした自慢話のムーブメントにすることができるんです。これからさらに進化の続くブレイトリングの動向に、ぜひ注目していきたいと思います。