最近、時計愛好家きの間でトピックになっているのが、IWCのパイロットシリーズのレプリカウォッチです。特に注目を集めているのがM+のIW3297-01。価格も魅力的なだし、再現度が高いということで、私も手に入れてその真価を自ら試してみました。

まず目を引くのは、43mmという程よい大きさのケース。直径43mm、高さ14.4mmと、手首の細い私にも不自然さがなく、意外にもコンフォートな装着感でした。そして、オリジナルを意識したスペシャルな“特定”ムーブメント。このパーツに関しては素人目には全く違いがわからないほど精巧で、ムーブメントの動きが滑らかです。

また、ラバーストラップのタッチりも想像以上でした。今回手巻きに入れたレプリカには、オリジナル同様のフルオロエラストマーバンドまで付いており、耐久性を考えれば、これで分という印象でした。作業中に着けても嫌味にならないし、特にサブウェイ内など暗いダイヤルでのグリーンに輝く夜光効果が思いの外スタイリッシュで驚きました。

なんと言っても、このレプリカのすごい点は防水性。100mというスペックを試すべくプールでエクスペリメントしてみました。果たして何事もなく機能してくれたので、これならデイリーな使用にも耐えうると言えるでしょう。このクオリティ、このキャリバーでこの価格なら、コストパフォーマンス抜群です。

この高級感の腕時計、機能も見た目もサテン仕上げらしいので、日々のライフスタイルに少しの贅沢を加えてくれます。ワンショットテストせばその価値がきっとわかるはず。これからIWCが本命モデルとして狙うべきか、模造品を選び続けるか迷う方…。ぜひ一巡、M+のパイロットシリーズを手に取ってみてください。