友人から「最近、ダイヤルい腕時計レビューつけたんだ！」と言われて時計を見せてもらった時、正直ベルトに手をかけたまま固まってしまった。そんな経験、小さい時には一巡もなかったはずなのに。いや、違和感の正体はこれだったんだ。そう、日本セイコーの新しいGSモデルだった。
この時計、まず驚くべきはそのオリジナル製品と同じ組み立て方式です。さらに、東京オリンピック以降自動巻きき腕時計市場にレボリューションを起こした日本NH34/35ムーブメントの改造。オリジナルのような精巧さとGM機能は時計愛好家たちの間でもトピックとなっています。
そして次に目を引くのは、あの特徴的なステンレススチールのケースとセイコーの代名詞とも言えるタイヘイ針。ここまでくると、やはり偶然ではなく手間暇をかけて作り込まれたものと確信すると、自動巻き時計の基準点とも適合します。ガラスもブルーサファイア製で、透過性はキャッチコピーなしに優れもの。これ１本の購入を考える理由が気づかぬ間にいくつも増えていくのは、時計愛好家きとしてテンションせざるを得ません。
しかし、あえて比較するならば、やはり本物のオリジナルモデルとの違いが少し心に引っかかります。「この価格帯でここまでやるか！」と称賛できるワンピースケース、どこまでオリジナルの雰囲気を追求すべきか、自動巻き時計の中でコンプリケーションが生まれることもしかりです。
まとめとして、この新作モデルがこれからのライフにおいて「時を刻むコンパニオン」になるかどうかは、あなたのライフスタイルインデックスでしょう。ワークショップで、プライベートで、あらゆるシーンで多くの人の視線を集めるだろうことはイマジネーションに難くありません。さて、あなたはどうでしょう？新しい相棒として迎え入れる準備はできていますか？
