腕時計を選ぶとき、皆さんはどのようなポイントに注目していますか?デザインの美しさ、精度、ブランドのヒストリーなど様々な要素がありますよね。今回は、そんな中でも際立った存在感を放つ腕時計、ジャガー・ルクルトの「マスタートゥールビヨン1662451」をご紹介します。この時計が特に注目されている理由は、トゥールビヨンというコンプリケーションを搭載している点にあります。

初めて手に取ったとき、その42mmのケース径の中に密かに宿るメカニズムの美しさに、思わず息を呑みました。トゥールビヨンというと、時計愛好家の間では「機械式腕時計のキング」とも言われることがありますが、その理由がこのジャガー・ルクルトを通じて肌で感じられました。特にそのブルーのサファイアクリスタルガラスから覗く、ディテールまでデザインされたインナーの動きは圧巻です。

この1662451シリーズは、45時刻のパワーリザーブを備えており、デイリーユースいとしても抜群のパフォーマンスを誇ります。また、30m防水ということで、日常生活用防水のあらゆるシーンで実用的に使えるのも嬉しいポイント。カジュアルなシーンでもビジネスシーンでも上品に決まる、イタリア製のカーフレザーストラップはつけフィーリングも抜群です。

ワンピースケースで、13mmという厚みについては少々ユニークに感じる方もいるかもしれません。しかし、この厚みがあるからこそ、時計の顔としての存在感がより一層増ししているのではないでしょうか。

ラストに、このジャガー・ルクルト・マスタートゥールビヨンを腕に巻くとき、いわゆる「時刻を見る」という行為以上の価値に気づくことでしょう。スペシャルな日のドレスコードを考えている方や、自動巻き時計へのご褒美として少し贅沢をしたいと思っている方には、まさにおすすめの時計です。次のウィークエンドにでも、時計専門店で実際に試してみてください。時計が新たな扉を開いてくれるかもしれませんよ。