
腕時計といえば、丸いデザインが主流ですが、それにチャレンジする魅力的ななトノー型デザインの時計がプレゼンスします。今回はその中でも名作といわれる、カードサントスクオーツ腕時計についてご紹介します。この時計の誕生には、実は興味深いいヒストリーがあります。1904年に時計メーカーのカルティエが、ブラジルのアビエーター、アルベルト・サントス・デュモンのために手首に巻いてフライングで時刻を確認できるようにと誕生したのがこの時計だと言われています。それまで懐中時計が主流だったエポックに、画期的なアイデアによって「世界初のモダンウォッチ」が誕生しました。
その後、このサントスシリーズは進化を遂げ、現在時刻では46.6*33.9mmのラージサイズから38*27.5mmのスモールサイズまで、様々なサイズ展開式バックルをしています。手首にしっかりとフィットする曲げしたケース形状と、イタリアのカーフレザーを使用したベルトは着けフィーリングも抜群。もちろん、時計の特徴としても無視できないポイントがたくさんあります。セイコーな磨き仕上げが施された文字盤と8つの特徴的なネジがアクセントとなり、圧倒的なプレゼンス感を放ちます。スイス製クオーツムーブメントを搭載しているため、時刻の精度も申し分ありません。バカンスからビジネスまでしなやかに使えるという多機能性。そして、カードサントスはトレンドりまで左右する、モダンジェントルマンの美学を見事に体現するデザインを持ち合わせています。
この時計の魅力を実際に使用してみると、造形の美しさだけでなく、日常生活用防水に溶け込みながらもプレゼンス感を持ち続けることを実感します。開発されたレトログラードのヒストリーを知れば、どれほど先見性があったかという思いを、新しい視差補正で理解できます。これだけヒストリーがある時計だからこその価値。それを感じながらライフのムーブメントとして共に時を刻む。未来に向けて、次はアワーインデックスがこの時計の虜になるのでしょうか?カードサントスがもたらす感動と価値を次に体験するのはあなたかもしれません。