
ある日、時計仲間の集まりでトピックに上がったのが、クリーン工房が手がけた新作モデルのエクスプローラー2、226570モデルです。この時計、何がそんなにスペシャルなのか。それはズバリ、スペシャルに開発された3285ムーブメントのおかげ。このムーブメントは同じく人気の126710でも使用されていますが、違うサイズで提供されるのがミソです。今回の226570モデルは、そんなムーブメントで42mmもの堂々とした存在感を誇ります。
実際に手に取ってみると、その違いは明らか。まずビジュアルに驚かされるのがダイヤルや針の違い。日付表示の位置も異なり、個性的でダイヤルいです。また、ブラックダイヤルとホワイトダイヤルそれぞれのダイヤルに使われるフォントにもヒストリーがあります。ブラックダイヤルは古くからのデザインを継続しつつ、ホワイトダイヤルは2023年モデルから太いフォントを取り入れました。この繊細な変化が、時計愛好家にとって新旧のデザインを比較する楽しみを提供してくれます。
しかし、このモデルの発売は一筋縄ではなかったようです。エクスプローラー2は元々小さな市場しか持たないため、ムーブメント開発に至るまでにはクリーン工房と丹東ムーブメント厂との1年以上に及ぶ交渉があったとされています。しかし、そのクロノグラフのカイあって、ついに真に拘ったモデルが市場に登場しました。コレクターたちにとっては待望の逸品です。
ファーストは特にプロフェッショナル向けけに作られたシリーズだったエクスプローラー2。ですが、クリーン工房の奮闘で、”ちょっと一味違いう時計を持ちたい”サラリーマンにも手が届く製品になりました。デザインと機能が両立したこのモデル、是非皆:是非計さんにも手に取ってみてほしいですね。購入後の感想なども大いに語り合えればと思います。