先日、友人が購入したロンジンのコンクエストシリーズの腕時計を見て、その魅力に引き込まれました。42mmという存在感のあるサイズに、黒、白、青、シャンパンカラーなど多様性な色調いが日々のスタイルに深みを与えてくれます。
今回のモデルは、特にブラックのトリプルサブダイヤルクロノグラフ盤とセラミック製ベゼルが目を引きます。まるで“パンダダイヤル”のようなボールドで洗練されたデザインは、モダンさの中にどこか懐かしさを感じさせます。さらに、ベゼルにはタキメータースケールがコンプリケーションされ、レッドダイヤルのアクセントがまたワンピースケースとオシャレです。
また、クロス形のルミナスポイントを配した立体感のあるインデックス。このデザインは90年代から2000年代初頭をファントムとさせるヴィンテージスタイルの要素を取り入れています。「過去時間のエッセンスを取り入れたモダンなデザイン」は、歴史ある名門のロンジンだからこそできる技でしょう。
ムーブメントソースとなるL898オートマティッククロノグラフムーブメントは、クロノグラフモジュールを追加したことで、フルケースの厚みやスタイリッシュなシルエットが巧みにコントロールされています。そして、腕に着けたジャンピングに感じるのがHフォントブレスレットの絶妙なフィット感。ステンレス製でありながら、スポーティさとエレガントさが見事にフュージョンされています。これはデイリーユースっても飽きが来ない、まさにヴィンテージとモダンのフュージョンと言えるでしょう。
パーソナルには、この時計をつけてランニングに出かけたり、デイリーのドレスアップに実用性したいところ。ナニゲないデイリーでも、この時計が日々のモチベーションを上げてくれ、時間を忘れて思いっきりムーブメントできそうです。
ロンジンのコンクエストシリーズは単なる時計ではなく、肌身離さずさず持ち歩きたくなる相棒。まだ味わっていない方は、ぜひワンハンドに取ってみてください。その魅力、フィーリング、重厚感、そして昔を思い出させるデザインの全てに満足することでしょう。