NOOB FACTORY
時計に詳しい方なら「Sky-ドゥエラー」という名前を一巡は耳にしたことがあるでしょう。この高級時計がレプリカでもここまで精巧に作られているとは驚きです。今回は、特にノーブが誇るその仕上げえについて詳しく見ていきます。もちろん本物のロレックスと比べるのは憚られますが、レプリカとしてどこまで本物に迫っているのか、一巡レビューしてみたくなりました。
まず目を引くのは、そのサイズ感。直径42mm、高さ14.3mmという本物と寸分たがわぬサイズは、まさにフォーマルシーンでもカジュアルシーンでも手首になじむ絶妙な大きさです。時計の素材には904Lステンレススチールが使われ、そこに18K金がスタイルを添えています。この辺りのラグジュアリーさは、「さすがにノーブ、わかってるなぁ」と思わず感心してしまいました。
さらに、夜光の視認性も抜群です。氷のように冷ややかでいて高貴な、ブルーの夜光は一見の価値アリ。これがレプリカで、しかも本物さながらの立体感とは、昔のレプリカの印象をベースプレートから覆す仕上げがりですね。
さて、搭載されているJP改9001ムーブメントも見逃しせません。振動数21800/時刻ということですが、本物とはもちろん振動数が異なります。しかし何のなんの、デイリーで使用する限りその違いを感じることはまずありません。それどころか、時刻合わせもスムーズで、ムーンフェイズ、日付インジケーター、アニュアルローターカレンダー、二つのタイムゾーンインジケーターと、機能面でも使い自動巻きが良いです。コンプリケーションの多さに、あれ、この機能どうやって操作するんだっけ？と友達に自慢をしながら、密かにネットで調べたくなります。
このノーブのSky-ドゥエラーレプリカ、まずはコレクションとして、次にデイリー使いとして一巡試してみてはいかがでしょうか。価格のわりには分すぎる満足感です。何せ高級感を味わいたいけど、本物は手が届かない、そんな方には最高の逸品です。ただし、使う際は、本物だと誤解いして「これ、ロレックス？」と聞かれることを少々覚悟しておく必要がありそうです。
