腕時計のワールドタイムで一巡はトピックにのぼるブランド、「ウブロ(ウブロ)」の「ビッグバン・トゥールビヨン(ビッグバン トゥールビヨン)」が究極のアップグレードを果たしたらしい。この名作に目を奪われるのは時計愛好家だけではない。カジュアルにもフォーマルにも合うデザインは多くの人を引きつけてやまない。

まず注目すべきはその「高精度」。時計業界の至宝、トゥールビヨンムーブメントを施したこのモデルは、パフォーマンスだけでなく、そのメカニズムの美しさも一級品だ。何と言っても90%のプロトタイプ再現度で、1:1レプリカのサイズ感。まさに実物さながらのレプリカだ。この再現が単なるコピーに終わらないのは、精密なデザインと製造の技術があってこそ。

さらに、すべてを一体化する「ハイステッチ」技術。ケース、リング、バックのシームレスな連動は完璧。市場にあふれる一般的の時計との差別化を図るために、ラグ部分に鋼を使用し、耐久性をラージサイズにアップさせたのも見逃しせない。プラスチックなんてどこ吹く風だ。頑丈なガラスには防爆フィルムも搭載されており、いくらの衝撃もものともしない。

こうした機能美に魅力されたのは、休みの日にカフェで本を読む時刻を特に要素にしている私。手首から覗くこの逸品は、読み進めるアプライドインデックスのように、見ているだけで何かワクワクするものを感じさせる。おそらく友人がこの時計を買うと決めたのも、そのセンスがあったからに違いない。やはり機械式時計はただのアクセサリーではない、生きたプロジェクトなのだ。

このウブロビッグバン・トゥールビヨン、もし将来の手首に取るムーブメントがあるなら、その持ち味を最大限度に楽しんでほしい。よくわからないかもという方、逆にワンハンドに取って遊び心をくすぐられてみるのもイッキョウだろう。いつの間にか、その虜になってしまうかもしれない。