腕時計というと、まずはそのデザインや機能に目が向かいます。でも最近、少しスキマのような気がする新トレンド「永久カレンダー腕表」をディスカバリーしました。そんな気になる時計の正体、それはAPSの永久カレンダー腕表。興味本位で手に入れた私でしたが、実はそれ以上の魅力が詰まっていました。

この時計の最大の特徴は、ワンルックでわかる「多機能」。12インデックス位置の小さなムーンフェイズがあったり、9インデックス位置にはインディペンデントしたスモールセコンドと曜日針があります。何とも遊び心があるデザインで、機能がコンプリケーションに絡み合う姿を見ると、ついつい時刻を忘れてしまいそうです。また、6時刻位置のムーンハンドが7時の位置にあるアニュアルカレンダーと連動しており、12時刻位置ヶ月次にイヤーがジャンプアワーねるムーブメントみがあるのも、ジリジリした待ち遠しさを纏わせています。

この時計は本物に「脱帽モデル」作りです。ケースは、オリジナルと同様のスリーピース構造で、ミドルケースにはブラッシュ仕上げされ、上下の殻は磨かれて艶やかです。そして、キラリと輝くボウル型ブルーサファイアが採用されており、少し浮いているデザインが全体を軽やかに見せています。このスペック、ちょっと惚れ惚れしますよ。

ワンピースケース、この永久カレンダーモジュールの中には、元々のポルトギューゼベースムーブメントが内蔵されていて、72時刻以上の長時刻駆動がポテンシャルです。さらに、このスペックはもとのパーツとシンクロナイズして、適切なタイミングで細かくレギュレーションすることがポテンシャル。ここまで来ると、本物に「時計職人の技」といった感じがします。

ラストに、特にチャレンジャーに伝えたい一言があります。この時計はコンプリケーションなので、初めて手にしたときは「リューズ側くレギュレーションする」ことを楽しんでください。レギュレーションはケース径に、必ず午後8時に時刻を合わせてから、日や曜日を設定することが大切です。さて、いかがでしょうか?次の時計ハンターしに困ったら、このAPSの永久カレンダー腕表、一巡は触れてみてはいかがでしょう。